築100年。古民家改修DIYの記録 〜セルフリノベーション〜

山梨で古民家買いました。果たしてDIYでどこまでできるのか…。狩猟、キノコ狩りも

2017年 5月 ニホンミツバチを飼いたい‼でも…

去年の話になりますが…

旦那がニホンミツバチを飼いたい!!

と、いう事でハチさんの家を作り仕掛ける事にしました。



一年の内に一回、ニホンミツバチの群が分峰するはタイミングがあるのですが、そのタイミングで巣箱を仕掛けそこに分峰群を誘い込み住み着いてもらおうという訳です。



なのでニホンミツバチさんのおメガネに叶うお家でなければならないし、その周りの環境も住みよい環境でないと住み着いてはくれません。。




要するに群を捕まえるのは難しいです💦
山や崖の下、色んな所に仕掛けましたが動きはありません。



もうハチさん入らないね…



なんて言っていた去年のゴールデンウィーク頃。



自宅の裏に何気なしに置いていた巣箱にブンブンブンブン元気なハチさん達が飛びまわっているではありませんか!!

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古民家の庭には大きな樫の木や、季節の花々が咲いていて、ハチさん達には住みよい環境だったのかもしれません。



完全な灯台下暗しです(笑)


次の日には群が集まり無事住み着いてくれました。


 

そこで旦那、これからの育て方を教えてもらうため、意気揚々とニホンミツバチを飼っている先輩がたに連絡しました。

先輩方「ちょっとハチの写真見せて」

旦那「これです!」

先輩方「あー…これセイヨウミツバチだね。最近多いんだよ。」




はい。。ニホンミツバチでなくて、セイヨウミツバチが住み着いてくれたようです(泣)


ニホンミツバチは若干小ぶりで、黒っぽいそうです…。


でも!せっかくわが家に来て頂いたのでセイヨウミツバチを飼おう!!と言うことに。



ニホンミツバチは日本古来からの種なのでお世話はさほど必要無いのですが、セイヨウミツバチは外来種。日本の多湿環境には慣れていません。


その為、定期的な消毒作業が必要になってきます。


自然の物を使い、消毒をする方法を教えていただき実践する事に。

巣箱もニホンミツバチ用からセイヨウミツバチ用に変えなくてはいけません。


巣の移動は少々荒っぽい方法なので、逃げてしまう事もあるそうです。


一回採蜜を行なってから巣箱を移動する事にしました。




2ヶ月程たった7月の後半。巣も成長したのでいざ!採蜜をする事に!



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ミツバチは温和な性格なので刺すことは少ないそうですが、巣を壊すとなると流石に攻撃体制に入っています。
できる限り防護して挑みます!

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こちら巣箱の断面。蜂も蜜もギッシリ!

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ハチさんにどいてもらって巣を取り出します。

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どっさり採れました!巣の蓋が閉まっているのは蜜が完熟している証拠らしいです。

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小さいブロックにカットしてザルに上げ、ゆっくりと蜜を落としていきます。

約1リットル強採蜜出来ました!

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花やかな香りとフルーティな味わいでとても美味しい蜜でした✨



そして巣の移動ですが、ミツバチの巨匠に来ていただき、見事成功しました!

女王バチにもマーカーで印をつけて、定期的にチェックします。


ハチを飼うには届け出も必要なので、こちらも提出しました!



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現在の巣箱。防寒対策がしてあります。今年の春頃また採蜜予定です!

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こちらニホンミツバチ用の巣箱。



最近はお天気に連れられ、ミツバチたちも動き出しています。



今年も仕掛ける予定。はたしてはたして…
ニホンミツバチが入ってくれますよーに…!